日本雪崩捜索救助協議会(以下、AvSAR協議会)では、安全対策に関わる活動の一環として、雪崩インシデント※のデータ収集と整理を進めています。インシデント事例の把握は以下の方針で行っておりますので、ご協力のほどお願い申し上げます。
※雪崩による被害発生に係る呼称は、遭難・事故・災害・アクシデント・事案など多々ありますが、AvSAR協議会では「インシデント」で統一しています。
活動の理念と目的
AvSAR協議会が雪崩インシデントのデータを収集・整理し、適切な形での公開・共有を目指すのは、下記の理念と目的のためです。
- 他者の経験から学ぶことで、安全対策の向上に寄与すること
- 重要なインシデントについて、情報を共有すること
- インシデントの原因や安全対策に関する研究のため
情報の取り扱い方針
AvSAR協議会では、お寄せいただいたデータについて、以下の方針に沿って取り扱います。
- 情報提供者の保護
個人情報保護法に則り情報提供者および関係者の個人情報の保護を適切に行います。また、関係者の氏名はすべて匿名での取り扱いとなります。 - 情報の公開
お寄せいただいたデータは統計的な処理を行うことを原則とし、個別の事案として、その概略をAvSAR協議会での講習での使用や一般開示する場合には、事前にその可否と内容の範囲についての確認をさせていただきます。 - 中立性
AvSAR協議会は、事故を起因とする民事上の紛争に関与しない中立の立場にいます。これは事故について、「再発防止を第一に考える」というスタンスによるものです。よって過失責任や法的問題には言及しません。
情報の送付の方法
インシデント情報は、以下のいずれかの方法でお寄せください。
- 投稿フォームを利用
以下にある「簡易報告フォーム」で情報をお寄せください。 - 所属や関係する組織を通しての送付
Aインシデントの情報提供は、AvSAR協議会に加盟する組織を通してでも構いません。加盟組織は「こちら」に掲載されています。 - 詳細報告フォーム
より詳しい情報をお寄せ頂ける方は、以下の「詳細報告フォーム(MS Excel)」をダウンロードし、info@avsarjapan.org までお送りください。また、所属や関係する組織を通しての送付でも構いません。